Webは閲覧等のデータを見ることができるぶん改善しやすいので、
現状分析→改善がしやすいメディアです。
ホームページを新しくつくったのに、またはリニューアルしたのに、
効果が出ないという方からよくご相談をいただきます。
「分析や運用はどうされてますか?」とお聞きした際に多いお答えは、
「ホームページの分析・運用を現在の制作会社にしてもらっているけど、
自分でも見ることができるAnalyticsの数字を紙にまとめただけ」
「アクセス数や検索キーワードなどを教えてくれるだけ。
改善案は聞けば答えてくれるけど、一般的な話だけ」
「素人なのでわかりやすい言葉で具体的に改善案を提案して欲しいけど、
カタカナの専門用語でよくわからないうちに煙に巻かれてしまう」
など、不満を抱えていらっしゃる方が多いように思います。
これでは、ホームページ分析・運用にお金をかけるのは無駄に思えるのも無理のない話。
では、保守費用を最低限に安く抑え、自分でAnalyticsを見て、
自分で考えて改善していけばいいのでしょうか?
分析・運用を自分でするか、プロに任せるか
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自分でする場合のメリットとデメリット
【メリット】
・必要最低限の保守費用だけでサイトを運営できる
・勉強し続ければ自分でも知識とノウハウがつく
【デメリット】
・変更の多い解析システムやSEOの勉強をし続ける必要がある
・自分以外の業種や競合を知らないため、改善方法の引き出しが少ない -
プロに任せる場合のメリットとデメリット
【メリット】
・解析システムの変更やSEOの知識をプロから効率的に吸収できる
・他社や他業界を知るプロから幅広い改善提案を受けられる
【デメリット】
・保守のみよりも費用がかかる
・Webに詳しくサポートのしっかりしたプロを見極める必要がある
まとめ
自分でやって知識を増やすのはとても良いと思いますが、常に勉強し続けるのには時間がかかるため、本業がおろそかになってしまうことも。
オススメは、自分のビジネスの単価や利益を計算してみて、
プロの運用サポート料 < 任せた場合に増加するであろう売上 → サポートを依頼してみる
プロの運用サポート料 > 任せた場合に増加するであろう売上 → 自分でやってみる
と単純化してみるといいかもしれません。
運用サポート費用と売上増加見込を、ぜひ制作会社や運用サポートの会社さんに聞いてみましょう。親切で自信のあるプロなら、詳しく話を聞いた上できっと真摯に答えてくれると思います。
プロと話すときは、わからないカタカナ語はすぐに意味を聞くこと、Web以外の引き出しもあるかどうか聞くこと、をオススメします。
みなさんが良いパートナーに恵まれますように。