先日とある会社さんにご提案でお伺いし、見積のご説明をさせていただいたのですが、他社さんの見積まで説明をお願いされました。当社以外にも数社に相見積をされていたようなのですが、カタカナ用語だらけの見積がたくさん送ってきてお困りだったご様子。わかる範囲でお答えはしましたが…他の会社さんは説明に来なかったのかな?
ホームページ制作やWebシステムなどの見積はカタカナ用語が多く、とてもわかりにくいと思います。カタカナでしか言いようのない用語もありますが、中にはわざとわかりにくい書き方をしてるんじゃないかと思うような見積書も。
専門用語が多いのは業界的に仕方がない部分もありますが、だからこそ「Webの見積を受け取る際はきちんと内訳を説明してもらう」のが大切だと思います。見積の内訳を制作会社に説明してもらうメリット・デメリットをまとめました。
見積の内訳を詳しく説明してもらうメリット
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担当者の知識レベルがわかる
自社でつくった見積なんだから全部説明できて当然…だと思うのですが、外注に丸投げだったり営業担当が知識不足だったりで、突っ込んで聞くと意外と答えられないこともあるようです。担当者が知識不足だった場合、制作時もサイトオープン後も手間と時間がかかり、きっと苦労します。
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会社としての対応がわかる
見積書の不明点を質問した時の対応も注意して見ておくべき。面倒がられたり誤魔化されたりする場合、契約後も同様の対応をされる可能性が高いです。専門家じゃない限り、Webの仕組みや用語がわかりにくいのは当たり前。何度質問してもきちんと説明してくれる会社さんを選びましょう。
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相見積の場合、各社の違いがよくわかる
ホームページに「まったく同じ内容で価格勝負」はなく、制作者によって見た目も機能もSEOもメンテナンス性もすべて異なります。予算があるのは当然だとしても、価格だけで判断してしまうのは危険です。制作者自らに見積を説明してもらい、自社の特長を語ってもらうといいと思います。
見積の内訳を詳しく説明してもらうデメリット
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決めるのに時間がかかる
見積を頼んでいるのが1社ならそうでもないですが、数社に相見積をとっている場合はそれだけ時間がかかります。ただ、ホームページは安いものではありませんし、つくり直すのも大変なので、制作会社選びにはしっかり時間と手間をかけたほうがいいと思います。
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いろいろ聞くと断りづらい
いろいろ聞くと時間をかけて説明してもらったぶん断りづらい、というお話も耳にしますが、ちゃんとした制作会社からするとむしろ逆。詳しくお話した上で断られるなら提案内容が悪かったと諦めがつきますが、詳しくお話してないのに価格だけで断られるとすごくガッカリします。回答にいちいち時間がかかる会社は候補から外せば良いので、どんどん質問しましょう。
まとめ
ホームページは「まったく同じ内容の価格勝負」ではなく「見た目も中身も金額もすべて異なる提案勝負」であり、とても高い買い物でもあります。見積を価格だけで判断するのではなく、内容や特長など詳しく何度でも説明してもらいましょう。
質問したり突っ込んだりすればするほど、制作会社の対応やスピード、技術力や知識が見えてくるはず。価格だけではなく総合的に判断していただければと思います。
ホームページ新規制作やリニューアルを考えているすべての方に、いい制作パートナーが見つかりますように。
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